神田四季報

個別の銘柄・株価分析。バリュー投資の教えのまとめ。

2013年3月25日の売買記録 NTTドコモの朗報

 2年から3年と長年連れ添った通貨選択型エマージング・ボンド・ファンド ブラジルレアルコースを売却しました。

下はレアル/円のチャートですが、ブラジル経済は伸びが鈍化していて、更なるレアル高への期待感が持てないという点が大きいです。逆に通貨安になり基準価格が低下するリスクと年率で約12%のリターンとのバランスを考えたら、現金にしてチャンスに備えた方がよいと考えました。

 

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今回の売却で、ポートフォリオの30%近くが現金になっている状況です。人によって、年末まで株価があがるとか予測が出ていますが、そんな考え方にはとらわれずに着実に企業の分析を行って、割安・魅力的な企業だと思ったら投資をしていきたいと思います。

 

今日のトピックは、paperboy&co.【3633】が何故か12.40%アップ。創業者の家入氏がお悩み相談で、注目を集めたからでしょうか?GMOグループがPER20付近なので、ペパボもPER20まで上昇したら売却を検討したいと思っています。

 

お悩み相談受付中のペパボ創業者家入一真さんにガンホー会長孫泰蔵さんが悩みを打ち明ける。※市況かぶ全力2階建て

 

そういえば、保有しているNTTの子会社のNTTドコモが久々に明るい話題がありました。

 

株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(以下、ドコモ)は、7億人超の契約者を有する世界最大の通信事業者China Mobile Communications Corporation[本社:北京、Chairman:奚国華(シ・グォフア)、以下チャイナモバイル]が運営する中国最大級の有料アプリストア「モバイルマーケット」内において、「dゲームTM[中国語名:DOCOMO1(ドコモ・ディー・ヨウシー)]」を現地時間3月26日(火曜)より開始します。ドコモが「dゲーム」を海外へ提供するのは今回が初めてとなります。

http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2013/03/25_00.html

 

  • 世界展開へ期待。評価◎

中国の携帯事情に私は詳しくないので、利益への貢献はまだ不明ですが、新たな収益確保の姿勢として充分に評価したいです。日本国内だけを相手にしているのでは、NTTドコモは今後シュリンクしていく可能性が高いと考えられていた中、成長が見込める中国並びに海外展開が期待できるようになったのは大きい。

 

今後のNTTドコモのIRで中国市場の動向を注目し、インパクトのある数字が出てきたら、下のコンテンツ提供企業の株を買うのも良いかもしれません。

 

株式会社エムティーアイ

株式会社カプコン

株式会社コナミデジタルエンタテインメント

株式会社コーエーテクモゲームス

株式会社情報センター出版局

株式会社スクウェア・エニックス

株式会社セルバス

株式会社フィールドシステム

株式会社fonfun