神田四季報

個別の銘柄・株価分析。バリュー投資の教えのまとめ。

売買履歴 2013年6月11日

相変わらずの乱高下。一部の大型銘柄は、信用倍率が正常化しつつありますが、依然として右往左往する状況だと思っているので様子見です。しかし先週の売買では、残念ながら大きな失敗しました。

ウェッジHDを早く買いました。

先週の木曜日に安くなっていたので、前からひそかに欲しいと狙っていたウェッジHDを木曜日の午前に少し買ってしまいました。フェアバリューだと思いましたが、その後の投げ売りにより厳しい下げをくらいました。

相場が安定している状況下では無く、暴風雨の状況なのだから、信用買残の高く荒れ狂うウェッジHDはフェアバリューではなく、割安になるまで待てなかったのが原因です。資産に対して1%にも満たない影響ではありますが、欲しいと思って買いに行ってしまい、冷静さと慎重さを欠いた取引でした。

救われたのは、他の銘柄と同様に昨日の大幅上昇です。そうとはいえ保有している値段が悪いので、ウェッジHDの半分をマイナスでしたが売却しました。ストップ高になっているのが幸いですが、大きく欲は出さずに今後の推移を見ながら売却していきます。

今後について

・基本はポジション縮小。これから入るとしてもデイ取引か割安だと判断したNTTのような優良大型だけだと思います。

保有している株については、NTT・ペパポ・デリカフーズ・ヒトコミは継続保有。Dena、平和は思ったより株価が低迷していますが、ROE基準の新インデックスの恩恵を受ける可能性が有りと思っています。しかし、今後も発生すると思われる乱交下に備えて、保有している株のいくつかを売却しポジションの縮小をしていこうと考えています。

・米国リートは、為替の戻りを見て売却を継続しています。

ポジションの整理が終わればキャッシュ90%。絶望的な状況か激安になる時期を待ちたいと思います。

REIT、銀行株はバブル的な上昇局面がくるのか?

過去の主役が再度主役になることはないので、バブルになることは無いと思っています。

銀行株について収益の大幅な増益が見られるのは、年内ではないと思っているので、年内の大幅な株価上昇は無いように感じています。以前、みずほ銀行とりそな銀行の決算短信を見た時に収益の状況を見て、昔と大きく変わっていると思ったからです。ただし、金融規制の緩和があった場合は、その限りでは無く上昇するかもしれません。